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甲南高等学校同窓会ホームページ開設記念特別対談企画

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— 本日は、お忙しい中「甲南高等学校同窓会ホームページ開設記念スペシャル対談企画」にお時間をいただきありがとうございます。現在鳥井 信吾さんはサントリーホールディングス株式会社 代表取締役副社長、鳥居 学さんは弘昌寺の住職ですが、お二方が甲南高等学校をご卒業されたのは何年でしょうか?

鳥井 信吾 昭和46年(21回卒)
鳥居 学 昭和53年(28回卒)

— 中学高校時代の当時の思い出をお聞かせください。

鳥居 学・・・甲南中高は自由な気風のある学校でしたので、本当に自由で、青春という時間を謳歌させていただきましたね。特に授業が選択制というシステムを導入していたので時間割を自分で選択できたじゃないですか?あれがやはり先駆的な試みで、たぶん普通の高校にはなかったでしょうね。それでその空いた時間を利用して級友達と遊んだり勉学にいそしんだりしました。先輩(鳥井 信吾)はどうですか?

鳥井 信吾・・・甲南では受験勉強をしなければならなくて偏差値がどうとか数字で人を判断するようなことがまったくなかったですね。当時の石井 義仁校長は「徳育・知育・体育」の順番で「徳育」が先だとよく言われていました。
それと「常に備えよ」。これは平生 釟三郎先生のお言葉なんですけど、後悔の念と共に、反省も含めて、身にしみて思います。東日本大震災、阪神大震災、JRの事故、9.11のテロなど、現代社会は大災害、大惨事に巻き込まれるリスクが常にありますね。そういうことを考えたときに「常に備えよ」ほど身にしみる言葉はありません。
平生先生のつくられた歴代の校風ですね。そういう自由闊達な世界観が自分の中で確立できたのは、甲南の自由かつリベラルで、官学的な価値観とはまったく真逆にある甲南の校風でしょう。そんな中で中高6年間と、大学4年間の合計10年間を過ごせたことに感謝しています。

— また、平生 釟三郎先生は「世界に通用する紳士たれ」と提唱されました。先日鳥居 学(鳥居弘昌=こうしょう)さんがご住職をされている千日前弘昌寺へお伺いしました。お寺には多くの大阪在住外国人の方々が参拝に来られていましたし、鳥居さんから大阪市南小学校の生徒は40%が外国人で国籍は14ヶ国にわたると聞かされました。まさに国際都市化する大阪で紳士として日々活動されておられるという印象を持ちました。
一方、鳥井 信吾さんは甲南中学・高校を経て甲南大学理学部を卒業後、南カリフォルニア大学大学院(微生物遺伝学)を卒業されて、世界的に評価の高いウイスキーのマスターブレンダーをされています。このように「世界に通用する紳士たれ」という平生先生の言葉を実践しておられますね。その点はいかがですか?

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